令和6年歯科医師会新年会｜北九州市八幡東区枝光の歯医者

令和6年八幡歯科医師会新年会が開催されました 。

会の冒頭、八幡歯科医師会原田会長の挨拶、福岡県歯科医師会江里会長の挨拶で歯科医師会活動報告がなされ、その中で能登半島地震の歯科医師派遣状況等の報告もありました。

阪神・淡路大震災の際、震災関連死の最多数を占めた肺炎。その多くが水不足等で口腔ケアが十分にできない事により増殖した口腔内細菌が肺に入り生ずる誤嚥性肺炎であった事がクローズアップされました。

災害時はまず救命、避難所や食料の確保が優先されます。でも、せっかく助かった命が災害関連死で失われてしまっては元も子もありません。口腔内はとても細菌が増殖しやすい場所なので、口腔内衛生不良は大きなストレスとなる災害時、体力が低下した高齢者等には致命傷となり得るのです。

この教訓が活かされ、今回の震災では誤嚥性肺炎による震災関連死が少なくなる事を願うばかりです。